V字型で深堀りし,深堀り経験の重ね合わせにより,独創性を生む
当研究室では,本質・基礎を理解した上で,失敗を恐れずに挑戦し,深堀りする指導を行っています。困難に直面したときに,1つの方向のアプローチのみで進もうとしても,前に突き進めなくなってしまい,深く掘ることが困難となります。困ったときには,少し違った方向で考えることも必要となります。深堀りするためには,自分の関連領域を意識しながら専門分野を深めつつ,試行錯誤を繰り返しながら,V字型で進む必要があります(図1)。主体的に掘れば,自身の専門分野について深い洞察力と技術力を備えるとともに,視野と技術領域が広がり,専門性を高め,連携する力が強化されていきます。さらに,複数の深堀り経験を重ね合わせることにより,独創性を生む強固な下地を作ることができると考えています(図2)。